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2005年01月19日

● 防災と聞いて思う事


1月17日は 阪神大震災のあった日。




昨年の新潟の地震、そして 先日の津波災害。


天災に関する防災に あらためて意識が高まる中、いろんなマスコミが「首都圏に災害が発生したら…」という様な着眼で特集番組や記事を報道し、そのいくつかを私も見た。


いろんなシミュレ-ションや 過去の災害の検証を行い、現状の問題点を指摘している物が多かった。


しかし、どの番組を見ていても不満を禁じ得なかった。


災害にあった方々に哀悼の意を込めて 反省も込めて今後への対策… そういって行政のやってる事に無駄や矛盾を感じないのか?


注意を喚起する視点が どこかズレていないか? そういう気持ちが働くのだ。


それは私の場合 身内に特殊な仕事をしている者がいるから… そう言ってしまえば それまでだが、だからこそ 敢えて述べてみたくなる。


現在、各都道府県には 防災に纏わるいろんな組織が構成されている。


そのひとつに「防災航空隊」の存在がある。


1~3機のヘリを運用して 各自治体の消防隊から選抜したレスキュ-隊員を配置して 自治隊内で災害が発生した場合に それの対応にあたる…なんて名目の組織である。


しかし、その実態は 中日本とか東邦航空とかに委託業務としてマル投げして 実際に搭乗しているパイロットや 機体の整備員は受託会社からの出向である。


運用しているヘリじたいも 殆どの機体が4~8名が乗れる 小振りな中型ヘリばかり。


少しでも天候が悪いと 墜落した場合の責任問題になるから…と運用せず、離島の急患輸送や山間地の遭難者救助などは「管轄が違う」として 警察や消防のヘリを優先させる。


さも、規模の大きな災害のために存在しております…というのはいいけれど だったら何故、小振りな中型ヘリばかりなのか? 疑問である。


実状から言えば 自治体幹部のオモチャみたいに 訓練と称して遊覧飛行に使われていたり、単に「ウチの県は こんなに防災意識が高いんです」とアピ-ルするための口実にすぎない…と 自治体幹部からハッキリ言われているところもあると言う。


思うんだけど、なんで そういう任務を完全に自衛隊に管轄させないのかな?


自治体に無駄な予算を使わせ、中途半端に余計な組織を作って指揮系統を複雑にするぐらいなら 自衛隊を もっと効率的に活用する方がはるかに有効的なんじゃなかろうか?って どうして どのマスコミも指摘しないのかな?


新潟の災害時、陸の孤島化した山村に 一番、効果的だったのは自衛隊のCH-47というタイプのヘリである。


3~40名を一度に搭載したり 軽トラを吊り下げるだけの能力を持った大型ヘリだ。


「防災」という事を考えれば それぐらいのヘリを運用しなくては意味無いでしょ?


確かにヘリを運用する…というのは かかる経費が大きいから受託会社が多く保有する機体に依存する…というのは判るけど、それ以前の問題で 予算的に限界が…というのであれば 中途半端な政策こそが問題と思うのだが、如何だろ?


地方財政がどうこうとか、公益法人がどうこうもいいけど 自衛隊の有効活用も考えるべきだと思うんだが…。


不思議な国だね この日本って国は。




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お駄賃

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