● 愛知万博が開幕
愛知万博が開幕したそうだ。
そのお陰で、昨日から 我が家は 私が独りで、愛猫2匹と暮らしている。
その昔、多くのサラリ-マン達は 会社帰りに飲みに行くキッカケを欲しがった。
「~さんの昇進祝い」「契約成立のお祝い」「とにかく、お祝い…」等々。
ある女の子を口説こうと必死な男の子は その女の子と話すためのキッカケ、デ-トに誘う口実…等を欲しがった。
ウチの嫁や娘にとって「万博」は 旅に出る最高の「口実」である。
実際に、現地で何を どう見ようとしているのかなど知らない。
さらっと聞いた予定によれば 名古屋にいるのは数日で 殆どを、東京で過ごすようであり、どうせ 大好きな東京宝塚あたりを満喫し、劇場周辺にあるブランド品の直営手店巡りをしてくるに決まっている。
昨年の この時期、私は あるオンライン・ゲ-ムのオフ会に出席する事と 本来の仕事上の理由もあって数日、東京で過ごす予定でおり、嫁と娘は それに便乗する形で 親子3人、東京で数日を過ごすはずだった。
しかし、私は直前にギックリ腰&骨盤にヒビで 安静加療が必要となり、そんな私を
「命に別状が無ければ安心ね…」
と言い残して 嫁と娘は 二人だけで東京に旅立ってしまったのだった。(ToT)
愛知万博は 開催期間中に一度は行こうと思っているが、こんな開幕早々、行くのも如何なものか?と 私は思うところがあり、今回は 在宅を選んだが、嫁にとっては むしろ それは好都合だったようで、
「良かった… ネコの餌、どうしようかと思ってたの…」
と言う。
そんな事、言ったって いつも、山の様に様々なネコ缶を買い込み ストックは充分にある。
重要なのは その缶を開けて 餌皿に給仕する役目だって 普段から、私の仕事じゃないか…
まぁ、そんな事は どうでもいい。
以前、このブログで「つくば科学博」に触れた事があるが、私は 本当は、こういう催しを見物するのは大好きだった。
しかし、ある出来事のおかげで それ以来、催し事を素直に楽しめなくなったのである。
1988年の「食の祭典」と銘打って行われた北海道のイベント 100億弱の大赤字を出し、連鎖倒産や自治体が中小企業に対して支払いの踏み倒しさえ行った悪行である。
この時の責任者は 北海道庁や道内大手企業から出向して実行委員会として活動していた連中であり、その総括である当時の北海道知事 横路孝弘である。
散々、開幕前に煽るだけ煽り、事前に 目標と掲げる経済効果よりも 大きく下回りそうな収支や、乏しそうな集客予想を不安視した 関連企業に対し、半ば脅迫の様に公共事業への入札への影響をチラつかせておきながらの失敗により、バブル崩壊で受けた影響に さらに追い打ちをかけられたものだった。
この時、私も独自に数百万 踏み倒され、取引先が「食の祭典赤字」の影響で数件倒産し、その連鎖影響での被害額を考えれば1千万は軽く越える。
まさに「ショックの祭典」と化したのだ。
過ぎた話だから…と 殆どの事は笑って済ましているが、唯一、未だに笑えず許せない事がある。
それは 横路孝弘が 未だに「食の祭典」の失敗に関する責に対して 明確なコメントもせずにコソコソと逃げ回りながらも、議員であり続け、民主党の有力者然としているところである。
責任逃れを許し、投票して議員にしてしまう北海道民も如何なものかと思うけど、横路孝弘の面の皮の厚さにも虫酸が走る。
すっかり忘れていたけれど、愛知万博の報道に触れて 思い出してしまったので、草木の眠る丑の刻に 森の中で木の幹に 藁人形を5寸釘で打ち付ける気分で 悪口をここに書き記す。^^;
さて、愛知万博の開幕日の入場者数が4万3千人だったそうで… 当初8万人を予定したいので その数が少ない…という論調の新聞もあれば 初日から4万3千も集まった事を
「経済効果も約1兆2000億円と試算され、経済活性化の起爆剤としての期待も大きい。」
と論ずるものもある。
何を どういう根拠で計算する数字なのかは判らないが、判らないだけに こういう記事を鵜呑みにすると数字のマジックに引っかかってしまう。
私の様な 偏屈なへそ曲がりに言わせれば プロ野球の公式戦が ド-ム球場で満員になれば4万数千人の集客、タレントのコンサ-トでも数万人、という集客数がある。
だから、4万3千という数字が 多いのか少ないのか? 必ずしも、論調とは違う様な気がする。
「万博」だから…とか 世界からいろんな国が参加して… という意味合いの数字の違いはあるだろう。
しかし、昔から「捕らぬ狸の皮算用」という言葉もあれば、なにかと 事前に大風呂敷を広げたがるイベント関係者などの跳梁跋扈… それと「経済効果」という言葉は便利な言葉で この言葉が使用される時に 必ず「誰のための?」が省かれる。
だから、終わった後で「誰に経済効果の恩恵があったの?」と考えても 明確に映った試しは無い。
そんな小難しい事を考えていたら
「アタシ達(嫁と娘) ちょっと、出かけてくるわよ。 帰りは そうね… 再来週の月曜日ね。 それまで、一人でお留守番 平気よね? じゃ、宜しく… あ、そうそう 明日、お昼に千歳空港まで車で送って頂戴ね」
「再来週の月曜って オマエ、来月になっちゃうじゃん… それに10日以上も出かけるわけ?」
「だって、仕方ないでしょ”万博”なんだから… 生きてるウチに何度も無いのよ ”万博”って…」
という 嫁の論調が はるかにスジが通っている様に感じてしまい
「あぁ、そう… 気をつけてね。 出来れば、帰りに”ゆかり”(名古屋名物のエビ煎餅)買ってきてね」
と言ってる私が居た。
しかし…、
実際に 2匹の猫と私だけの家になってしまってみると 何か釈然としない思いに包まれる。
だから、私は その釈然としない気持ちが 沸々と怒りに変わり、「横路孝弘は許せん!!」という思いに至るのだ。
